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銀杏BOYZ






2011年2月17日 更新



来歴

2003年1月GOING STEADYを解散。その後ボーカルの峯田和伸が銀杏BOYZを結成。
当初は峯田のソロ名義であったが、同じくGOING STEADYの安孫子真哉(ベース)と村井守(ドラム)、新ギタリス トのチン中村をメンバーに迎えて、
2003年5月から本格的に活動を開始。





メンバー

峯田和伸(ボーカル)
安孫子信哉(ベース)
チン中村(ギター)
村井守(ドラム)















■ ハイジン

 えー、今回は銀杏BOYZなんですが、さっそく聞いてみたかった事なんですが、ちょっと前に電脳BOYさんは銀杏BOYZを生で観られたんですよね?






■ 電脳BOY

そうなんですよ。やっとこさですよ。まだ好きになってから一度も観た事無かったので。






■ ハイジン

 俺も、銀杏はかなり好きな部類に入るんですけど、まだ生で観た事は無いんですね。実際にLIVEを生で観た事無いんで。
ただ、電脳BOYさんはガガガSPのフェスで生で観られた、って事で。実際、どうでしたか、生の銀杏BOYZは?






■ 電脳BOY

 まあ・・観客がまず違うんですね。まず、銀杏もLIVEをする事自体久しぶりじゃないですか。
二年近くくらいライブをしていなかったって事で、ほとんど会場に居る人の目当てが銀杏なんですね、たぶん。






■ ハイジン

その日の目玉でしたからね。






■ 電脳BOY

 セッティングの時点で違うんですね、他のバンドと観客の様子が。みんな緊張してるんですよ。
ピリピリしているみたいな。肌で感じるくらい雰囲気が違うんですよ。天候もね、さっきまで晴れだったのに銀杏の時だけ曇りだったり(笑)。
で、ドラムの所だけ台を作って高くしてるんですけど、それが他のバンドと違ってたんで、これは凄いモノが観れるのかなと。






■ ハイジン

雰囲気がもう違っていたと。






■ 電脳BOY

 うん。で、今日これ暴れまくって骨折するんじゃねーのかと。いつもしているじゃないですか? そう思っていて。
で、いざ登場という事で出てきたら、みんなギャー、ですよね。峯田くん以外のメンバーがみんな出て来て、最後に峯田くんが出て来たんだけど、峯田くんは既に松葉杖をついてたんですね。






■ ハイジン

既に(笑) それ面白いですね。






■ 電脳BOY

もう、足怪我してるんですよ(笑)






■ ハイジン

登場の時点で(笑)






■ 電脳BOY

リハーサルで骨折してるんですよ。やってしまいました、みたいな(笑)






■ ハイジン

それは、でも歓声ですよね?






■ 電脳BOY

 いや、ちょっともう笑い声なんですよ。何で、もうやっちゃってんの?みたいな。
実際にライブもね、アレは凄いですよ。言葉では言えないんですね。






■ ハイジン

確かに、ライブってのは体験するしかないですからね。






■ 電脳BOY

 あんなに盛り上がるライブは久しぶりに観た、というか。まあ、あんまりパンクとかそんなに行った事はないですけど、そんなに。
みんな飛び上がってて。自分も好きだから、というのもあるんですけどね。夢心地ですね(笑)









ゴイステと銀杏









■ ハイジン

いつくらいから銀杏BOYZって聴いてますか?






■ 電脳BOY

 まず、ゴイステが好きだったんですよ、高校の時に。で、好きになった時点ですぐに解散しちゃったんですよ。
それから、高校卒業して専門学校入って。で、ある日ツタヤに行ったらアルバムが出てたんですよ。
二枚同時のアルバムが発売してすぐだったと思うんですけど。
ゴイステが解散して、銀杏BOYZというバンドを組んだ事は知っていたんですけど、アルバム出したんだ、と思って、その時は借りたんですね。
でも、初めて聴いた時はちょっと違うなと。ゴイステと。






■ ハイジン

ゴイステとは違いますよね。






■ 電脳BOY

 初めの頃はちょっと馴染めなかったというか。でも、曲とかは好きだったから。
初めは「ん?」と思ったけど、何回もリピートして。それから、好きになっていって。






■ ハイジン

 俺も、銀杏BOYZはかなり好きな部類に入るバンドで、ただ、俺はゴイステは聴いていなかったんですよ。当時は。
逆にちょっとアンチだったんですよ。ゴイステとか、ガガガとか、サンボマスターとか。
そうゆうあの時期の青春パンク的なバンドに。175Rとか、シャカラビッツとか、B-DASHとかね。
そうゆうのに対して、結構、アンチだったんですよ。
 で、あの頃に流行った青春パンクの歌詞って友に感謝して、親に感謝して、みたいなHIP-HOP的なノリがあって、これからの日々、俺たち頑張って生きて行こう、みたいな。
ポジティブ的な歌詞で、でも媚売らずに全部晒け出して生きて行こう、みたいな。
あーゆうのに対して俺は、イマイチ共感出来なくてアンチになっていて、それで、ゴイステが当時出していたシングルのタイトルが「童貞ソー・ヤング」じゃなですか。
それで、そうゆう歌ばっかりなんだろうな、というフィルターが入ってたんで、当時は聴いていなかったんですよ。
で、銀杏がアルバムを出した年、2005年の4月頃に友達に「コレ、いいよ」と言われてMDを借りたのが銀杏との出会いの最初だったんですよ。
それが、「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」と「DOOR」だったんですけど、その二枚のMDを聴いて銀杏BOYZにハマっていったんですよ。それから、ゴイステのCDも集めて、という感じで。






■ 電脳BOY

銀杏が好きになってからゴイステを?






■ ハイジン

そうですね。入り口は銀杏でしたね。






■ 電脳BOY

聴き初めってどうでした? すんなりと?






■ ハイジン

いや、すんなりといけなかったですね銀杏は。ゴイステだとね、メロディーもメジャーなコードというか。






■ 電脳BOY

ポップですね。聴き易いし。






■ ハイジン

 パンクと言っても、童謡的なメロディーに誰でも口ずさめるような歌詞だし。ゴイステってのはそうゆう聴き易さがあると思うんですけど。
銀杏の場合は、のっけからノイズ的な部分があるじゃないですか。そうゆう所で掴みは入りづらかったんですけど、でも、一曲一曲が独立していない分全体が凄くまとまっているように感じて。
逆に、一曲を聴いてどう?というよりは、アルバム1枚を丸ごと聴いて、っという所がゴイステと銀杏のアルバムの違いかなと思うので。
 だから、最初の頃は部分部分で聴いてたんでイマイチノレなかったんですけど、でも、銀杏のアルバムを1枚通して聴いた後の充実感を味わってからは一気に好きになった、って感じですね。






■ 電脳BOY

 たまに今でも聴きたくなるんですよね。その一時期よりは全然、聴かなくなったんですけど。擦り過ぎちゃって。
でも、やっぱりたまに聴きたくなるんですよね。長い年月が経っても飽きない作品なのかなとは思いますけどね。






■ ハイジン

 傑作だと思いますよ、あの二枚は。ただ、銀杏BOYZを語る上で重要な事はいかに、この二枚が優れているかを語るのではなく、何故、この二枚から次の作品が出ないのか、って所にいきつくと思うんですよ。






■ 電脳BOY

シングルは毎年ね、ちょろちょろ出してるんですけどね。






■ ハイジン

前作から丸々6年アルバムを出していないわけですからね。






■ 電脳BOY

 曲とかは全然、ストックはあると思うんですよ。だから、プレッシャーですかね。前作からの。
年を取ってしまってがむしゃらになれないというか。もう30を超えて。
若い頃の勢いというモノは出せないじゃないですか。だからもう、計算で出すしか無いので。
その辺の葛藤だと思うんですけどね。









銀杏BOYZの未来









■ ハイジン

 ゴイステの唄って、ジャンル分けがし易いじゃないですか。若者向けというか、青春ソング的なね。
でも、銀杏ってジャンル分けが難しいんですよね。






■ 電脳BOY

まあ、何でもあるからね。






■ ハイジン

かなりごちゃごちゃじゃないですか。でも、そのごちゃごちゃこそが魅力というか。






■ 電脳BOY

一言では言い表せない感じですよね。






■ ハイジン

綾波レイとか出てくるじゃないですか。ゴイステだと、そうゆうキーワードって有り得ないわけじゃないですか。






■ 電脳BOY

ゴイステはちょっと、売れようというか。ちょっと、狙ってるのでね。






■ ハイジン

 だから、恐らくゴイステの路線をずっと続けていたら、続けられなかったわけなんですけど、続けたら作品は出し続けられたわけなんですよ。
あーゆう風な路線で作ればいいわけだから。作品は出せたわけなんですよ。
ただ、銀杏の場合だとテンプレというか、ココにハマればいいんだというカタがないからこそ、試行錯誤してるのかな、という気はしますね。






■ 電脳BOY

 どうしても批判は出るでしょうけどね。がむしゃらな感じを出しても「もうお前ら年なんだから」みたいな事を言われるし。
ちょっと綺麗な曲を作ると「変わった」みたいな事を言われる。
でも、これだけ出さないってのは、いい作品を作りたいからだと思うんですよ。単純に。
 だから、悩むんだと思うんですよ。でも、この前のライブでも新曲をやってくれたんですよ。英語が入ってたんですけどね。
その曲はそんなに激しくは無かったんですけど。劇のアルバムも出したてじゃないですか。アレもまた批判を受けてるんですよ。






■ ハイジン

そうなんですか?






■ 電脳BOY

誰が買うか、みたいな。






■ ハイジン

(笑) 俺も買ってないですね。






■ 電脳BOY

 まあ、サウンドですからね。でも、俺は好きというか、違う感じが形が観れて良かったと思うんですけどね。
要は音が好きですからね。銀杏の。あの空気感というか。解ります?あのライブ感というか。空気の音が聞こえるみたいな。
 ただ、出すのが遅いというのは批判を受けても仕方ないかもね、そこは。
俺は、待てるというか、好きにやらせてあげればいい、と思っているんで。ただ、全員がそうではないんで。
「早く出せ」みたいな。






■ ハイジン

 でも、逆にココまで来ちゃったら見切りつける人が出て来ても仕方ないじゃないですか。本当に待つ人と、見切りつける人とで。
さっきの話のフェスで、特別な空気を出してて、みんな待ってたという、そこで待ってる人が多いという、そうゆう意味では特別なバンドではあると思いますよね。
5年以上アルバム出さないで、2年近くライブをしていないで、それだけコアなファンが居るバンドってのもね、なかなか。






■ 電脳BOY

 海外では居るかもしれないけど、国内ではなかなかね。ハイジンさんは全然、待つ感じですよね?
これだけ待たしたんだから、いいモノを作って欲しいな、というような。






■ ハイジン

 やっぱり、単純に期待ってモノがあるんでね。そうなると待つしか。
ココまで信用させて貰ったらずっと音源は聴いていたいと思うのでね。






■ 電脳BOY

でも、解散しそうな危うさもあるんですよね。次のアルバムを出したら解散するかも、みたいな。






■ ハイジン

 結構前のクイックジャパンのインタビューでは「60歳までやりたい」みたいな事を本人達は言ってたんですけど、1年後にはどうなってるかわからない、みたいな所はありますよね。






■ 電脳BOY

カタにハマっていない所が魅力ではあるんですけどね。









ノーフューチャー









■ ハイジン

 電脳BOYさんの一番好きな曲ってなんですか? 歌詞が好きとか、メロディーが好きとか、何でもいいんですけど、気に入ってる曲。
何曲か上げて貰ってもいいんですけど。






■ 電脳BOY

 ちょっと、選べないってのがあるんですよね。気分によって変わるってのもあるんですけど。
だから、年齢によって変わって来る部分もあるし。難しいですね。好きな曲と言われると。
全部、結構好きだったりするんで。うーん。ありますか?






■ ハイジン

俺は、ノーフューチャーノークライが好きですね。






■ 電脳BOY

一番?






■ ハイジン

 一番って言ってもいいですね。俺も、気分によっては変わって来るんですけど。
この曲って銀杏BOYZというバンドを一番象徴してる曲な気がするんですよ。
歌詞を読んだら解るんですけど、ホントに未来を否定しているんですよ。「未来は無いけど 泣いちゃダメさ」って。
ノーフューチャーノークライと言ってるくらいなんで、一切の未来を否定しているんですけど、でも、そこに峯田の深層心理的なモノがあるんじゃないかな、と思っていて。
アメリカのフィルムノワール的というか。要するに、これから先の未来に一切の希望は無い、けれども、そう思う心を肯定するというか。
それが一つの表現である、みたいな。そうゆう所をこの曲では感じるわけなんですね。
だから、それを感じて落ち込んだり、悲しくなったりではなくって、逆にそれを叫ぶ事こそがパンクになって、銀杏の核なんじゃないかと思うんですね。






■ 電脳BOY

 でも、峯田くんの本音という部分では、逆にしっとりしてる曲の方が出てるんですよ。
激しい方は作ってるんですよ。歌詞とかね。ただ、しっとりしてる曲は本音が出てる気がするんですよ。
だから、しっとりする為の激しさみたいな。アルバムの構成とかをみても。






■ ハイジン

それは、あるかもしれないですね。






■ 電脳BOY

 だから、しっとりしてる曲の方が俺は好きなんですね。アルバムの中でね、人間を表しているんですよ。
そこにみんな惹かれるんだろうなと。






■ ハイジン

 銀河鉄道の夜とか、夜王子と月の姫とかの、歌詞の峯田っぽさなんかに惹かれる瞬間はありますよね。
それは、いわゆるオリジナル世代ではなく、どこかしらかの引用なんかが多いんですけど、でも、そうゆう部分にハッとさせられるするんですよね。
韻を踏んでたり、日本語を英語っぽく読ませたり、そうゆうのも峯田って好きじゃないですか。






■ 電脳BOY

 知識が豊富な人、賢い人だと思いますよ。
だから、何処まで計算しているのか、わかんない人なんですよ。






■ ハイジン

でも、そうゆう計算ありきってのも自覚してると思うんですけどね。






■ 電脳BOY

まあね、それもあると思うけど。






■ ハイジン

 恐らく演じるって事ではなく、素でパンクが出来ない世代ってのはあると思うんですよ。時代的な意味で。
そうゆう中で、何処まで見せられるか、っていう、そうゆうトコに長けてたバンドだと思うんですよ、銀杏BOYZって。






■ 電脳BOY

そうですね。






■ ハイジン

はい。それでは、今日はこのくらいで。



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